bookmark_borderへちまプラネット計画/テクスト。

へちまプラネット計画

街にへちまを植えましょう。星を緑に染めましょう。自然に成る実の美しさ、収穫の喜び、味わいましょう。果実そのものであるたわしを、日々の暮らしに役立てましょう。ただそれだけのことをやりたくて「へちまプラネット計画」は今日も土を耕し、静かにそっと進行中です。

 

Hechima Planet Project

Let’s raise hechima gourds. Let’s paint this planet green. Let’s experience the beauty of each unique plant, and the joy of harvesting what we grow. Let’s find uses for the loofah sponge, the fruit of the hechima gourd, in our daily lives. These simple desires are what motivate us to continue the Hechima Planet Project, day after peaceful day.

bookmark_border2019年産へちまをタワシにして一覧。

2019年夏に収穫したへちまをたわしにしたもの。

ひとつひとつ個性があります。
繊維の太いもの、細いもの。形の丸っこいもの、細長いもの。まっすぐなもの。曲がっているもの。繊細な印象のもの、無骨な感じのもの。明るい色したもの、くすんだ色のもの。面白いものです。

この子等を、ちゃんと商品に仕立てあげることにしました。

やまがたの風景の中に生まれ育ってできあがった、だいぶナチュラルな製品です。

どんな仕上がりになるか、お楽しみに。

bookmark_borderへちまたわしの色。

これは、今つくりかけのへちまたわし。乾燥途中です。

2019年の私のへちまたわし試作品のつくりかたには大きく二つあって、ひとつはへちまを沸騰したお湯で煮ることによって実を溶かすやりかた。もうひとつはへちまをたっぷりの水の入った大きなバケツに浸けて実を腐らせるやりかた。この写真のものは、後者のやりかたでつくったものです。

実を腐らせるというこの方法には大きな欠点があって、それは「くさい」ということ。水の中に長時間(それは1ヶ月以上にもなったかなー。。。)浸けておくと、バケツの中すべてがまあくさくなるわけです。腐っているから当然ですけど。

触るのも大変。へちまを洗うのも大変。水を捨てるのも大変。バケツを洗うのも大変。服にでもついたらまあ大変。というわけで、できればこの方法ではあんまりやりたくないな、と思いましたね。ただし、なんとなくの印象ですが、最終的に残存するへちまたわしから見ると、負担の少ないやり方のようにも思えました。出来上がりのへちまたわしの形に無理がないというか、外から加えられた圧力の形跡が少ないですよね、やっぱり。

沸騰したお湯によってつくるやり方だと、どうしても短時間でつくるので、皮をぐいっとヘッペ返したり、ムリムリっと洗ったり、ぎゅっと絞ったりしているうちにちょっとクタクタ感が生まれたりしがちなんですね。

んで、あと、私が今、へちまたわしの試作品を見ていて、不思議というか、どうしたらいいのかと悩むのは、へちまたわしの「色」なんです。なんというか、それほど綺麗な色に落ち着かないんですよね。やや薄汚れ系の白、薄汚れ系のアイボリー、、という感じで、透明感もないし、美しい感じにならないんですね。これが自然なんだからこれでいいじゃん、という気もするけど、自然なやり方でもう少し美しく仕上がるんじゃないか、という気もするんです。よく洗う、という工程を取り入れなきゃいけないのかもしれません。

試行錯誤がつづきます。

bookmark_border10年前に母がつくったという、へちまたわし。

これは私がつくったものではありません。現在77歳になる母が「10年くらい前に私がつくったものよ」と、くれたものです。40半ばにして急にへちまに目覚めた息子に、見せたくなったのでしょう。ありがたいことです。たぶん、親子なだけあって、すこし性質も似ているのでしょう。こういうのを面白がるところ、とか。土や植物いじりが好きなところ、とか。父親のほうは、へちまにはまったく興味を示しませんが。

さて、母のこのへちまたわし。その「色」が気になっています。なぜこんなにも黄色がかっているのでしょうか? ゴールドのようにさえ見えます。今シーズン、私が自分で育てたへちまでつくるたわしはどれも、もっと白い色をしているか、すこしグレーがかったようなくすんだ色をしています。なぜこんな色をにじませているのでしょう。品がいいというか、風格があるように見えます。時間の経過によるものなのでしょうか。まったくわかりません。

色だけでなく、繊維もしっかりしていて、乾かし方も上手で、私がつくるものよりずっと良いもののように思えますね。

お前はまだまだだよ、とこのたわしが語りかけてくるような、そんな気さえしてきます。

bookmark_borderへちまたわしを庭先に干す。

妻は「やめてくれ!」と叫びましたね。

朝からへちまが茹でられているのを見るのも嫌だし、匂いが部屋に広がるのも嫌。旦那がそれに夢中になっている姿を見るのも嫌で、最後には庭先にへちまが干されているのを人に見られるのも嫌。ということです。

よくわかります。

けれど、私はこれが仕事だと思っているから仕方がないのです。へちまは、これからの地球にとって、私たちの暮らしにとって、未来の子どもたちにとって大切なものになる、と思っているから。だから、妻の叫び声を無視して、庭先にへちまたわしを干しています。

いいへちまたわしになりますように。願いを込めて。

bookmark_borderへちまたわし2号_ Hechima Tawashi Opus 2

2019年へちまたわし試作第2号です。
(第1号についてはこちら
素材はこの子です。この写真を撮った直後、2019年10月7日収穫!

すくっとスリムにまっすぐに伸びて、長さは70センチほど。

へちま

んで、こいつをそのまま茹でたいところですけど大きすぎて全然お鍋に入らないので、今回は4つに切ってから沸騰したお鍋で茹でます。約30分。

へちま断面

切った断面。真っ白な身とタネがぎっしりです。本当にでっかいきゅうりとかゴーヤみたいな感じです。さあ、こいつを茹でていきます。

へちま茹でる

茹でて時間が経つと、身が透明になって溶けていきます。そして繊維質だけが見えて来るようになります。

へちま断面

左は茹で始めのへちま。右は茹でて30分近く経ったへちま。そして、、、

へちまを茹でる

茹でて熱々になったへちまをお鍋から取り出し、冷たい流水を浴びせながら皮をむいていきます。

そしてよーく綺麗に中の方まで洗って洗っていくと、身の溶けたものらしきものやタネが流れ出て、最後にたわしらしきものが残ります。

そしてあとはそれを絞って、干して、乾燥させる、というプロセスです。

へちまたわし

とまあ、こんな感じ。

あとは乾燥させてから出来栄えをチェックすることにしましょう。

bookmark_border『うかたま』2019 vol.55は「ヘチマ化粧水をつくる」。

けれども、今の私に必要な情報は「化粧水」ではなくて「へちまの育て方」であり「へちまたわしの作り方」なのですから、今回のこの『うかたま』で特集されているなかでも特にそこのところに注目して読みました。

例えば

成長が進むと親ヅルから子ヅルが出てきます。子ヅルを摘むと、親ヅルに栄養が集中し、茎が太くなり、大きな身がつきます。逆に親ヅルの先端にある新芽を摘み取る(摘心)と、親ヅルの成長が止まり、子ヅルがあちこちからどんどん出て、実がたくさんなります。

 

のだそうです。なるほど。今回そんなことはまるで気づきもしないままへちまを育てていましたが、摘心を上手にやるかどうかどうかで、へちまの大きさや数に強く影響するようです。

 

bookmark_borderへちまの葉が枯れ始めている。

朝晩の寒さが感じられるこの頃。山形市内は、朝晩は15度くらいまで冷え込んでいるというのに昼間になれば日が差して気温は27度まで上昇、なんていうくらい寒暖差の大きな日々となっています。

真ん中の畑のへちまの森は、いよいよ葉も枯れ始めていました。

外側から見ればまだまだ青々としているのに、内側から見ると結構茶色になっています。でもどうやら実はまだまだ育ちつつあるみたい。ずっしりと大きなへちまがたくさんぶら下がっていました。

bookmark_borderへちまたわしを作ってみた。

コードナンバー、【19-001】はこうなりました。

その直前は、

へちま茹でる

こんな感じで、寸胴鍋で茹でられておりました。

へちまが大きすぎてはみ出すので、下半分を茹でてから上半分、というように2段階に分けて茹でました。

元々はこれです。

畑のへちま

 

bookmark_borderへちま収穫はじまる。

2019年9月20日。記念すべき日。

とうとう私の畑から、最初のへちまをひとつ、収穫しました。これに「No.19-001」とコード付けをしてみたいと思います。

【19-001】
date_09/20/2019
length/straight line_54cm
girth/max_41cm

へちま

へちま

さて、この子がこれからどうなるのか、お楽しみです。