bookmark_borderGreta Thunbergから学ぶこと。

COP24のGreta Thunbergのスピーチを見て最初に思ったのは、なんだか面白い態度だな、ということだった。世界の指導者みたいな人たちを前に、「あんたたちはどーせなんにもしないんでしょ」と、高校生になった娘がサエない父親に向かってボソッと吐くようなダメ出しする。これを、世界の舞台で繰り出す。すごいワザである。

子どもが大人に向かって、お願いをするでもなく、提案をするでもなく、ダメ出しをする。あるいは、あきれていることを伝える。かつて橋本治が『上司は思いつきでものを言う』のなかで、「思いつきでものを言う上司に対して「ええーっ!?」と語尾をすっとんきょうに上げてあきれなさい」と言っていたのとどこか似た作戦のような気がした。

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You say you love your children above all else, and yet you are stealing their future in front of their very eyes.

Until you start focusing on what needs to be done rather than what is politically possible, there is no hope. We cannot solve a crisis without treating it as a crisis.
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We have not come here to beg world leaders to care. You have ignored us in the past and you will ignore us again.

We have run out of excuses and we are running out of time.

We have come here to let you know that change is coming, whether you like it or not. The real power belongs to the people.
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理屈を語るでもなく、情熱を見せるでもなく、ただ堂々と上から目線でダメ出しをする。この表情、この口元。すごいものである。

bookmark_border麻の栽培ネットを探して。

できるだけ、プラスチック製品ではないものを使って農業したい、と考えている。そう考えて買い物に行くと、農業に必要な資材やさまざまなモノの多くがプラスチック製品であることに気づく。やっぱり、安くて、軽くて、便利なのだ。

栽培ネットもそのひとつ。先日たまたま100円ショップのDAISOで、麻紐の栽培ネットを見つけた。これはいいと感心した。なにより安い。店には2つだけ在庫があったので2つとも買った。んで、足りないと思って、後日また買いに行ったらもう並んでなかった。DAISOの別の店舗に行ってみたら、並んでいる気配すらなかった。他の100円ショップも、プラスチック製ならあるけど、麻紐のものは見つけられなかった。

ホームセンターで探せば、麻紐のネットを見つけることはできるみたいだ。だいたい500円以上するみたい。私が買ったのは650円くらいだった。

bookmark_border木製プランターを自作する。

脱プラスチック農業にトライアルしたい我らが「へちまプラネット計画」なので、プランターもやっぱりプラスチックではないものを選びたい。

が、これが意外と、選択肢が見つからない。ホームセンターに行ってもなかなか出会わない。だいたいがプラスチックである。そういうわけで、自作してみることにした。ホームセンターで幅15センチくらい長さ2メートルくらいの板が10枚束になったのが1000円ちょいで売っていたので、それを購入。合わせてのこぎりと釘を購入。んで、適当に作業をスタートさせた。

もともとこういうのが苦手な私には、予想をはるかに超えて大変な作業だった。箱になるような設計をするのも、正確に長さを測ることも、のこぎりで綺麗に切ることも、直角をうまく作るのも、板と板とを繋ぐのも、立体を作り出すのも、強度を出すのも、とにかく全てが雑で下手。

木製プランターを作るために要した時間は半日を超えた。材料費は1000円ちょっとで済んだとしても、ちょっと大変すぎる。2000円で既製品が買えるのなら私はそっちを選びたい。

完成したプランターは、写真で見るとそんなに悪くないが、細かく見るとひどいものである。脱プラスチック農業への道のりは遠いのだ(写真のプランターの周りにプラスチックがじつは色々あるし)。

bookmark_borderへちま Vision _ 02

1)へちまで、耕作放棄地を甦らせる

2)へちまで、CO2削減に取り組む

3)へちまで、プラスチックを減らす

4)へちまで、まちの風景を美化する

5)へちまで、地球温暖化に抗う

6)へちまで、農業を元気にする

7)へちまで、暮らしを豊かにする

bookmark_border脱プラスチック農業へ【紙ポット】

へちまで農業をやるにあたってのひとつのポリシー。「できるかぎりプラスチックを使わない農業をやる」こと。

ビニールのマルチシートを使わない。苗を育てるのにプラスチックのポットを使わない。へちまのツルを育てるための栽培ネットもプラスチック製ではなく麻紐でつくる、など。それを、まずは、できるかぎり、やれる範囲で実行すること。

へちまプラネット計画は、やれるだけ「脱プラスチック農業」で進めていきたい。

 

bookmark_borderへちまプラネット計画に関する断片1

ここ数年、いや10年以上、農業に触れて来た。山形市内に100坪ほどの畑を2箇所借りて、鍬で耕し、ホームセンターで買って来たトマトだとかきゅうりだとかマンガンジだとかニンニクだとかを植えては、不細工な野菜を収穫したりしていた。週末には、西蔵王で趣味で農業をやっているおじさんの手伝いをし、土壌の豊かさや手入れや肥料によってこんなにも違うふっくらとした野菜ができるのかといつも驚いたりもした。夏になれば10年以上の付き合いにもなる酒田の北村くらた農園に数日住み込んで、朝から枝豆の収穫をし、脱サヤして、洗って、その場で直売する現場を手伝ったりもした。

そうした経験を積み重ねて来ての偽らざる心は、「農業で食っていくのはマジむずかしい!」というものだった。ひとりで農業にチャレンジしてみたいという気持ちをここ数年持っていた。しかし、機械を買ったり機械を使ったりするのは好きじゃないし、上手に土を耕すことも管理することもできないし、何を育てればいいのかもわからなかったし、金を稼げる算段がまるでつかなった。販売もむずかしく思えた。農協のようなところに出荷するのも、直売するのもどちらもとんでもなくハードルが高く感じられた。そしてまずなにより、野菜をつくるのが猛烈に下手くそだったのだ。

それでも、私は、耕作放棄地が広がるこの地元の山形で、この美しい風景を残すような農業がしたいという気持ちを募らせるようになった。それはここ1年くらいの間に特に強まった。そしてまた、グレタ・トゥーンベリのCOP24のスピーチを聞いて以来、環境問題に取り組む姿勢を自分もきちんと持ちたいと思うようになった。さらには、世の中のプラスチックをもうこれ以上増やさないためのアクションも起こしていかなければならないと思った。そうしたことを考えているうちにたどり着いたのが「へちま」であった。へちまなら作れるんじゃないか。へちまならビジネスにもなりうるんじゃないか。へちまなら未来のためになるんじゃないか、と。今の私の目には、へちまは、救世主のごとく映っている。しかし、いざはじめてみると、そう簡単なものでもなかったのだが。

bookmark_borderはじめての発芽

室内で紙ポットにタネをまき、霧吹きで毎日水をかけ、土の表面が乾くことのないよう濡れた新聞紙で覆い、1週間ほどたっただろうか。いや2週間だろうか、もっとかかっただろうか。何日待ちわびたのかももうわからないくらいで迎えた2019年5月25日。ようやくの、待望の発芽。

へちまの葉がどういうものかわからなかったので、同じ時期に蒔いたトマトの発芽を見て、「これがへちまか〜」と感慨深く眺めていたのだが、やがてそれがトマトだと気づくまでには時間がかかった。

後からわかったことだが、へちまのタネはかなり硬い殻に覆われており、かなり条件が良くても発芽率は高くない。そのため、ヘチマのその硬い殻を軽く傷つけておいてから植えるのがいいらしい。

bookmark_borderこの星を、へちま化する。

この星にへちまを増やせばいいんじゃないか? という仮説。

へちまはグリーンカーテンになる。二酸化炭素を減らすから、温暖化の抑制につながる。

まちの風景に緑が増え、徐々に衰退しつつあるまちを美しく飾ることができる。

たわしになるので、家庭で使えば、プラスチック使用量を減らすことにつながる。

役目を終えたら、天然資源だから土に還る。

「この星を、へちま化する」。それはシンプルに、いいことなんじゃないか?

へちまを育て、へちまでこの星を覆いたい。