ぼくらの農園のなまえを、「西ノ森農園」と名付けました。
無肥料無農薬のだいぶナチュラルな畑です。野菜が大きく育たないことも多いし、試行錯誤だらけだけど、楽しくやっています。
Let’s raise hechima gourds. Let’s paint this planet green. Let’s experience the beauty of each unique plant, and the joy of harvesting what we grow. Let’s find uses for the loofah sponge, the fruit of the hechima gourd, in our daily lives. These simple desires are what motivate us to continue the Hechima Planet Project, day after peaceful day.
ぼくらの農園のなまえを、「西ノ森農園」と名付けました。
無肥料無農薬のだいぶナチュラルな畑です。野菜が大きく育たないことも多いし、試行錯誤だらけだけど、楽しくやっています。
朝晩の寒さが感じられるこの頃。山形市内は、朝晩は15度くらいまで冷え込んでいるというのに昼間になれば日が差して気温は27度まで上昇、なんていうくらい寒暖差の大きな日々となっています。
真ん中の畑のへちまの森は、いよいよ葉も枯れ始めていました。
外側から見ればまだまだ青々としているのに、内側から見ると結構茶色になっています。でもどうやら実はまだまだ育ちつつあるみたい。ずっしりと大きなへちまがたくさんぶら下がっていました。
2019年9月20日。記念すべき日。
とうとう私の畑から、最初のへちまをひとつ、収穫しました。これに「No.19-001」とコード付けをしてみたいと思います。
【19-001】
date_09/20/2019
length/straight line_54cm
girth/max_41cm
さて、この子がこれからどうなるのか、お楽しみです。
春、へちまの苗を植えるプランターに困ったことがありました。身近なホームセンターに並べられているのはどれもプラスチック製だったのでそれを使用するのは避けたいのに、他の選択肢が見つからなかったからです。意外と、木製プランターってないものなんだなと初めてその時にわかりました。
農業用品の多くはプラスチック製ですが、その理由は、軽くて、安くて、均一で、便利だからだと思います。コストも小さくて済むし、作業効率も高いし、まあ、環境のことを度外視すればいいことばかりですよね。
そんな経験をして以来、木製プランターが売られていないか。あるいは、木製プランターの代わりになりうるものはないか、を探すようになりました。例えば、カラーボックスみたいなものも木製プランターの代用品としていけるんじゃないか、とか。りんご箱がよさそうだとか、そんな感じです。
んで、つい最近見つけたのはIKEAです。収納ボックスとして想定されているらしい、KNAGGLIGというシリーズ。大きさも3つくらいあるのかな。見た感じ、これはいける、と思いましたし、嬉しいのは価格的にも高くないこと。大きいやつで1500円くらい。中くらいのやつで1000円くらい。これは悪くないでしょう。ネジを12本ほど使うけど、パイン材だし、いいと思います。
実際、IKEAのホームページでも、アレンジのいろいろが紹介されていますが、その一つにプランターとしての活用もやっぱりありましたね。これなら、グリーンカーテンの足元としては悪くない。景観的にもいいと思います。
実家にて、へちまのグリーンカーテンの裏側から。家の東側と西側にグリーンカーテンができるように、とふたつのプランターを設置したけれど、東はよく育ち、西はまるで育たなかったですね。土も、栄養も、ほぼ同じなので、違いはまさに方角の違いだけ。これはつまり、陽の当たる光の量の違いなのでしょう。
こちら、わたしの実家の東側に植えたへちまプランターの様子です。植えた時期が遅かったので、育つのはもうムリかなーと思っておりましたが、7月下旬からの猛暑のおかげなのか、すくすくと育ち、蔓を伸ばして、今日、ようやく、へちまの実らしきものを確認しました。たぶんこのしぼみかけているのが雌花なんでしょうね。すでに雄花との受粉が済んで、ふっくらとしてきたこれがこれから実となってまたどんどんと育っていく、、、ということなのだろうと、ようやっと理解しました。
順調に大きく大きく育ってほしい、と願うばかりです。楽しみ。
2019年7月20日。朝8時に畑。へちまのツルが伸びて、葉が私の背丈を超えたところにまで来ていて、手のひらくらいの大きさにまで大きく育っていました。うれしい。ここまでくれば、このままうまく実がつくところまで行ってくれるんじゃないかという希望的観測が(勝手に)強まります。
大きくなったこの株のそばには、すでに枯れてしまった株の残骸が残っています。せっかく地上50センチくらいにまで成長し、花も咲かせた株だったのに、ある日突然枯れていました。理由はわかりません。
水分が多すぎたことによる根腐れかもしれません。あるいは根元にはたくさんのダンゴムシがいたから、根を食べられたのだろうかとも思いましたが、そんな想像が可能性としてありうるのかすらわかりません。いずれにせよ、たくさんのタネをまき、発芽して育ったものを植えたし、出羽園(地元山形市の園芸店)で見つけた苗を買い、それを植えもしたわけですが、そのうち順調に育ったものの確率は1/2以下、という印象です。来年からは、ちゃんとそういうことも見越した上で、苗を育てないと。
さて、今年は6月から曇りや雨の日が続き、日照時間も短く、気温も低く、というのが7月下旬になろうとしている今日までまだ続いていますから、気象条件がひどく悪いことはまちがいありません。それに加えて、ここの畑の土もよくないのです。粘土質で、水はけが悪い。栄養的にどうなのかも私にはわかりません。どこに改善のポイントがあるのかすら、全然わからないでいるのです。うーむ。ムムム。。
1)このまちを、へちま化する
2)この国を、へちま化する
3)この星を、へちま化する
へちまで農業をやるにあたってのひとつのポリシー。「できるかぎりプラスチックを使わない農業をやる」こと。
ビニールのマルチシートを使わない。苗を育てるのにプラスチックのポットを使わない。へちまのツルを育てるための栽培ネットもプラスチック製ではなく麻紐でつくる、など。それを、まずは、できるかぎり、やれる範囲で実行すること。
へちまプラネット計画は、やれるだけ「脱プラスチック農業」で進めていきたい。