bookmark_borderへちまプラネット計画とSDGs

2019年7月14日。やまエネ主催のSDGs勉強会に参加。「SDGs」は単語を見たことは何度もありましたけど、実は何て読むのかしら知らなかったのです。「エスディージーズ」です。ご存知でしたか?

国連で採択された「持続可能な開発目標」。「開発」というと言葉が若干ゴリゴリしている感じですけど、「展開」とか「進展」とかそんな言葉の方がイメージが近いのかもしれません。ここでは17の目標と169のターゲットが設定されています。んで、みんなでこれをやっていきましょうよってことです。反対する理由もないような、もっともなことばかり、という感じです。

へちまプラネット計画と結びつきのありそうな目標を選ぶと

8)働きがいも 経済成長も

9)産業と技術革新の基盤をつくろう

11)住み続けられるまちづくりを

12)つくる責任 つかう責任

13)気候変動に 具体的な対策を

14)海の豊かさを 守ろう

15)陸の豊かさも 守ろう

17)パートナーシップで 目標を達成しよう

となるでしょうか。私たちがやろうとしているこの「へちまプラネット計画」が、世界の時流に沿ったものであることを改めて確認できたとも言えます。世界が必要としている動きを、小さいけれど、そしてちょっとヘンだけど、ちゃんとやっているはずです。

bookmark_borderGreta Thunbergから学ぶこと。

COP24のGreta Thunbergのスピーチを見て最初に思ったのは、なんだか面白い態度だな、ということだった。世界の指導者みたいな人たちを前に、「あんたたちはどーせなんにもしないんでしょ」と、高校生になった娘がサエない父親に向かってボソッと吐くようなダメ出しする。これを、世界の舞台で繰り出す。すごいワザである。

子どもが大人に向かって、お願いをするでもなく、提案をするでもなく、ダメ出しをする。あるいは、あきれていることを伝える。かつて橋本治が『上司は思いつきでものを言う』のなかで、「思いつきでものを言う上司に対して「ええーっ!?」と語尾をすっとんきょうに上げてあきれなさい」と言っていたのとどこか似た作戦のような気がした。

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You say you love your children above all else, and yet you are stealing their future in front of their very eyes.

Until you start focusing on what needs to be done rather than what is politically possible, there is no hope. We cannot solve a crisis without treating it as a crisis.
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We have not come here to beg world leaders to care. You have ignored us in the past and you will ignore us again.

We have run out of excuses and we are running out of time.

We have come here to let you know that change is coming, whether you like it or not. The real power belongs to the people.
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理屈を語るでもなく、情熱を見せるでもなく、ただ堂々と上から目線でダメ出しをする。この表情、この口元。すごいものである。