bookmark_borderへちまの芽が出てきました。

4月の半ばに植えたタネからはいっこうに芽が出ず。

このプランターから生えてきたのは、いつ植えたんだろう…、忘れてしまいました。ただ、どうやら、小さいポットで育てるよりも、大きいプランターにタネを蒔いて水をかけた方が、タネは気持ちがいいんじゃないか、という気がしました。だって、土がいっぱいあってあったかそうだし、栄養だってあるんじゃないかな。発芽率も、ポットよりいいような気がします。

さて、もう6月に入りましたが、もうちょっと種まきをやらないと、数が全然足りないだろうという気がします。いつもながら…、へちまプラネット計画、「芽だし」でつまづいております!!

今後にご期待ください。

bookmark_borderへちまたわしの色。

これは、今つくりかけのへちまたわし。乾燥途中です。

2019年の私のへちまたわし試作品のつくりかたには大きく二つあって、ひとつはへちまを沸騰したお湯で煮ることによって実を溶かすやりかた。もうひとつはへちまをたっぷりの水の入った大きなバケツに浸けて実を腐らせるやりかた。この写真のものは、後者のやりかたでつくったものです。

実を腐らせるというこの方法には大きな欠点があって、それは「くさい」ということ。水の中に長時間(それは1ヶ月以上にもなったかなー。。。)浸けておくと、バケツの中すべてがまあくさくなるわけです。腐っているから当然ですけど。

触るのも大変。へちまを洗うのも大変。水を捨てるのも大変。バケツを洗うのも大変。服にでもついたらまあ大変。というわけで、できればこの方法ではあんまりやりたくないな、と思いましたね。ただし、なんとなくの印象ですが、最終的に残存するへちまたわしから見ると、負担の少ないやり方のようにも思えました。出来上がりのへちまたわしの形に無理がないというか、外から加えられた圧力の形跡が少ないですよね、やっぱり。

沸騰したお湯によってつくるやり方だと、どうしても短時間でつくるので、皮をぐいっとヘッペ返したり、ムリムリっと洗ったり、ぎゅっと絞ったりしているうちにちょっとクタクタ感が生まれたりしがちなんですね。

んで、あと、私が今、へちまたわしの試作品を見ていて、不思議というか、どうしたらいいのかと悩むのは、へちまたわしの「色」なんです。なんというか、それほど綺麗な色に落ち着かないんですよね。やや薄汚れ系の白、薄汚れ系のアイボリー、、という感じで、透明感もないし、美しい感じにならないんですね。これが自然なんだからこれでいいじゃん、という気もするけど、自然なやり方でもう少し美しく仕上がるんじゃないか、という気もするんです。よく洗う、という工程を取り入れなきゃいけないのかもしれません。

試行錯誤がつづきます。

bookmark_borderへちまたわしを庭先に干す。

妻は「やめてくれ!」と叫びましたね。

朝からへちまが茹でられているのを見るのも嫌だし、匂いが部屋に広がるのも嫌。旦那がそれに夢中になっている姿を見るのも嫌で、最後には庭先にへちまが干されているのを人に見られるのも嫌。ということです。

よくわかります。

けれど、私はこれが仕事だと思っているから仕方がないのです。へちまは、これからの地球にとって、私たちの暮らしにとって、未来の子どもたちにとって大切なものになる、と思っているから。だから、妻の叫び声を無視して、庭先にへちまたわしを干しています。

いいへちまたわしになりますように。願いを込めて。

bookmark_border『うかたま』2019 vol.55は「ヘチマ化粧水をつくる」。

けれども、今の私に必要な情報は「化粧水」ではなくて「へちまの育て方」であり「へちまたわしの作り方」なのですから、今回のこの『うかたま』で特集されているなかでも特にそこのところに注目して読みました。

例えば

成長が進むと親ヅルから子ヅルが出てきます。子ヅルを摘むと、親ヅルに栄養が集中し、茎が太くなり、大きな身がつきます。逆に親ヅルの先端にある新芽を摘み取る(摘心)と、親ヅルの成長が止まり、子ヅルがあちこちからどんどん出て、実がたくさんなります。

 

のだそうです。なるほど。今回そんなことはまるで気づきもしないままへちまを育てていましたが、摘心を上手にやるかどうかどうかで、へちまの大きさや数に強く影響するようです。

 

bookmark_borderへちまの葉が枯れ始めている。

朝晩の寒さが感じられるこの頃。山形市内は、朝晩は15度くらいまで冷え込んでいるというのに昼間になれば日が差して気温は27度まで上昇、なんていうくらい寒暖差の大きな日々となっています。

真ん中の畑のへちまの森は、いよいよ葉も枯れ始めていました。

外側から見ればまだまだ青々としているのに、内側から見ると結構茶色になっています。でもどうやら実はまだまだ育ちつつあるみたい。ずっしりと大きなへちまがたくさんぶら下がっていました。

bookmark_borderへちまたわしを作ってみた。

コードナンバー、【19-001】はこうなりました。

その直前は、

へちま茹でる

こんな感じで、寸胴鍋で茹でられておりました。

へちまが大きすぎてはみ出すので、下半分を茹でてから上半分、というように2段階に分けて茹でました。

元々はこれです。

畑のへちま

 

bookmark_borderへちま収穫はじまる。

2019年9月20日。記念すべき日。

とうとう私の畑から、最初のへちまをひとつ、収穫しました。これに「No.19-001」とコード付けをしてみたいと思います。

【19-001】
date_09/20/2019
length/straight line_54cm
girth/max_41cm

へちま

へちま

さて、この子がこれからどうなるのか、お楽しみです。

 

bookmark_border夏の終わりにへちま育つ。

8月上旬の段階では「今年はもうへちまはほとんど成らないのではないか」と悲観していました。それが、盆を過ぎたことからわずかに育ちつつあるのがカタチとして見えてくるようになって、下旬には「なんとか数本は実が成りそうだ」という見通しに変わって。そして今、9月の半ばを迎えた頃になって「トータル20本くらいはイケるんじゃないか」というところまできました。ありがたいです。そして、すごく可愛いですね、ヘチマというのは。

へちま
だいぶスリムちゃんですね
へちま
超ビッグサイズで、グオンと曲がっている奴

最大のものはもう50センチ以上くらいになっています。

そして今の課題は「じゃあいつ収穫するのがベストなんだ?」ということです。大きすぎてもダメなんだろうか? 繊維が育ちすぎてしまって、へちまたわしがゴツゴツとしてしまう、とか、そういうことが起きたりするんだろうか??

へちまプラネット計画
だいぶ細長いですね
へちま
これはネットの内側から見たところ。外側からだと葉っぱに隠れているのです
へちま
まだ育ちかけ。ヘンなかたちですね
へちま棚
もしゃもしゃとしていますね

bookmark_border伸びる触手。

畑で時を過ごし、植物の生育をじっと眺めると、生き物というのは本当にすごい。

植物という「動かざるもの」のようなこの生物が、生きようとして必死に手を伸ばしている。掴んだロープをぎゅっと握りしめて、えいやっ!とまた上に行こうとしている。

その触手が掴む網は、私がつどつど麻紐を適当に結びつけてつくっている。「ここらへんかな?」と、次に伸ばすであろう場所に麻紐を結びつけてゆくその作業は、対話のようですごく楽しい。