bookmark_borderたわしにするには未熟。

ネットで購入した食用の沖縄産へちまを沸騰したお湯で30分ほど煮てみました。おそらくはそれで、イージーに、へちまたわしになってくれるだろうと思っておりました。

しかし残念ながら、30分煮た後に皮を剥がしてなかを見てみると、肝心の繊維質がどうやら未発達なようなのです。この写真を見れば、ちゃんと糸状の繊維が見えるじゃないかとあなたは言うかもしれませんが、これではまだ全然ダメなのです。このあとよーく洗って、なかにある種などを出してみたのですけど、まるで立体的になりません。ベロンとして、ペッチャンコで、カタチをなさないのです。これでは、たわしになりそうな予感も気配も全くありません。

つまり、へちまが「食用」であるということは、繊維質が未発達だからおいしく食べられる、ということなのでしょう。

ということで、初めての「へちまたわし」づくりは、失敗です。失敗のだいぶ手前の失敗、という感じです。もっともっと大きいサイズにまで育ってもらってからでないと、たわしにはならないのです。多分。

へちまプラネット計画の道のりは、まだまだ相当に、だいぶだいぶ遠いのです。