bookmark_borderIKEAクナッグリグをプランターに。

春、へちまの苗を植えるプランターに困ったことがありました。身近なホームセンターに並べられているのはどれもプラスチック製だったのでそれを使用するのは避けたいのに、他の選択肢が見つからなかったからです。意外と、木製プランターってないものなんだなと初めてその時にわかりました。

農業用品の多くはプラスチック製ですが、その理由は、軽くて、安くて、均一で、便利だからだと思います。コストも小さくて済むし、作業効率も高いし、まあ、環境のことを度外視すればいいことばかりですよね。

そんな経験をして以来、木製プランターが売られていないか。あるいは、木製プランターの代わりになりうるものはないか、を探すようになりました。例えば、カラーボックスみたいなものも木製プランターの代用品としていけるんじゃないか、とか。りんご箱がよさそうだとか、そんな感じです。

んで、つい最近見つけたのはIKEAです。収納ボックスとして想定されているらしい、KNAGGLIGというシリーズ。大きさも3つくらいあるのかな。見た感じ、これはいける、と思いましたし、嬉しいのは価格的にも高くないこと。大きいやつで1500円くらい。中くらいのやつで1000円くらい。これは悪くないでしょう。ネジを12本ほど使うけど、パイン材だし、いいと思います。

IKEA_KNAGGLIG

実際、IKEAのホームページでも、アレンジのいろいろが紹介されていますが、その一つにプランターとしての活用もやっぱりありましたね。これなら、グリーンカーテンの足元としては悪くない。景観的にもいいと思います。

 

bookmark_border木製プランターを自作する。

脱プラスチック農業にトライアルしたい我らが「へちまプラネット計画」なので、プランターもやっぱりプラスチックではないものを選びたい。

が、これが意外と、選択肢が見つからない。ホームセンターに行ってもなかなか出会わない。だいたいがプラスチックである。そういうわけで、自作してみることにした。ホームセンターで幅15センチくらい長さ2メートルくらいの板が10枚束になったのが1000円ちょいで売っていたので、それを購入。合わせてのこぎりと釘を購入。んで、適当に作業をスタートさせた。

もともとこういうのが苦手な私には、予想をはるかに超えて大変な作業だった。箱になるような設計をするのも、正確に長さを測ることも、のこぎりで綺麗に切ることも、直角をうまく作るのも、板と板とを繋ぐのも、立体を作り出すのも、強度を出すのも、とにかく全てが雑で下手。

木製プランターを作るために要した時間は半日を超えた。材料費は1000円ちょっとで済んだとしても、ちょっと大変すぎる。2000円で既製品が買えるのなら私はそっちを選びたい。

完成したプランターは、写真で見るとそんなに悪くないが、細かく見るとひどいものである。脱プラスチック農業への道のりは遠いのだ(写真のプランターの周りにプラスチックがじつは色々あるし)。